食事のチカラ〜心と体に栄養を〜

栄養療法や食事など食で心身の不調を改善するために役に立つかもしれない情報を発信していくブログです。

こんにちは、今日もご閲覧ありがとうございます!

昨年の鯖缶ブームは凄かったですよね(汗)
そしてそんな鯖缶に続けと言わんばかりに最近色々な魚の缶詰や魚の加工品がテレビで特集されていますね。

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イワシの缶詰や鮭の缶詰、カニかまぼこやちくわなど、魚を原料とするものは健康に良い!ということが注目され、多くの人が今までよりも食事に取り入れることが増えたかと思います。
特に、記憶力や脳の機能の向上や維持に高い効果が期待できるということもあってか、若い人から高齢者までこぞってその健康効果を期待して食べているのではないでしょうか?

そうでなくても、日本人は昔から魚を沢山食べる文化があったと言われていますよね。
肉は禁止されていたり元々食べる文化があまり無かったり、また、魚が沢山取れたため沢山食べられた、周りが海に囲まれた地形だった、ということなどもあって魚と日本人の繋がりはかなり深いと言えるかもしれません(笑)

しかし、そうして魚を沢山食べている日本人なのに、近年になって認知症アルツハイマー、痴呆になってしまう人が増えていた日、集中力や記憶力の低下などが低下している人が多いともいわれるようになってしまいました。

そう聞くと、魚を食べているのに、その効果が出ていないのでは?と感じる方も少なくないかと思います。

今回はその効果が出ない原因について少し考察してみました。

①魚と一緒に何を食べているか
「何を一緒に」と言うとほとんど当てはまるものが限られてしまいますね(苦笑)
焼き魚やお刺身、煮魚や魚の缶詰こういったものを食べる時、皆さんはどうやって食べますか?

焼き魚を食べて、ご飯を1口、お刺身をご飯にのせて、魚の缶詰でパスタや混ぜご飯、サバ缶カレーなども有名ですよね。また、お寿司に関しては魚とご飯が一緒になっていますよね。
そうなのです。ほとんどの人が、ある意味当たり前のように魚と糖質を一緒に摂っているのです。

糖質の脳への影響は以前も書いたかもしれませんが、
・血糖値を乱高下させ血管にダメージを与える
・受けたダメージが元で血管が損傷する。場合によっては脳に繋がる血管も損傷してしまう。
・糖質の代謝のために大量のビタミンB群が使われる。
・ビタミンB群は細胞の再生やエネルギー産生、組織の修復、精神の安定、脳機能や精神状態の安定などに不可欠で、これが不足することで脳機能低下や、認知症アルツハイマーなど様々な脳に関する不調が起こりやすくなる。
などが挙げられますね。

しかも、ほとんどの場合魚よりも糖質を多く摂りますよね。
焼き魚を食べて同じだけのご飯…ではなく、どんどんご飯が進んでしまう!ということもあるかと思います。
お寿司などで考えるとわかりやすいかもしれませんね。
ご飯と上のお刺身の割合はどれくらいなのか、1緒に何倍のご飯を食べているか。また、ご飯に使われる酢飯のすし酢にどれだけの砂糖が含まれているか。
パスタやカレーなどはもっと極端な例かもしれませんね…。

そうして魚よりも糖質を沢山摂ってしまえば、魚の良い健康効果が打ち消されてしまってもおかしくないのではないでしょうか?
いくら魚を食べていると言っても、ついつい白いご飯が進んてしまって…。丼になっているからあまり考えないで…ということになってしまったりと、食べ方次第ではかえって認知症などを起こしやすくしかねないということですね。

そうならないために、
・どうしてもご飯が食べたくなったら、豆腐ライスなどの置き換え食品を食べてみる
・塩を振りすぎたり、醤油をつけすぎたりせず味付けが濃くならないように気をつける。
・レモンなどの柑橘の絞り汁や大根おろし、薬味を使って魚そのものの味を楽しんで食べられるようにする
・お刺身はそのまま、加熱が必要な場合はサッと焼いたりしてオイルと酢に漬けてマリネにして、野菜を一緒に食べる
・缶詰も野菜などと一緒に炒めたり煮物にして食べる
などが良いかと思います!
特にマリネにする時に良質なオイル、オリーブオイルなどを使えば更に脳機能の向上に効果が期待できると言われていますよ!

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今回は魚を食べているのに認知症になってしまう原因について1つ目の原因、どんな食べ方をしているか、ということについて考察してみました。

考えられる原因についていくつか挙げられますのでそれは次回ということにさせていただきます…。

今回ご紹介した食べ方以外にも料理が上手な方なら色々な食べ方を考えつくかと思います!
レシピサイトで調べてみる方が良い食べ方もあるかもしれません(汗)

それでは今回はこれで失礼します。ご閲覧ありがとうございました!

明るい家庭は食事から。子供だけじゃない!親にも超重要な栄養素のお話

こんにちは、今回もご閲覧ありがとうございます!

親御さんのための食事、栄養のススメシリーズ最終回(?)です。

今までは糖質をできる限り控えて、タンパク質量を増やす事の大切さとそのメリットについてお話させて頂きました。

糖質、特に白米やうどん、パン、白砂糖などの精製糖質の摂取によって、その代謝にビタミンやミネラルが大量に使われ、脳の働きや精神の安定、疲労回復、他の栄養素の代謝、傷や怪我からの回復に使われる分の栄養が少なくなり、心も体もボロボロになってしまうということ。
そして、タンパク質の摂取を意識して糖質を控えることでそうした栄養素の消耗を抑えられるだけではなく、細胞や肌、髪、体のあちこちの組織や臓器の修復力を高められたり、ビタミンやミネラルをより効率的に利用できるようになり、精神的に穏やかになったり、疲労回復効果が高まり、疲れにくくなったりなど様々な良い効果が期待できるかもしれない!というお話でしたね。

糖質を控えることは、一般的にはダイエットや糖尿病の人などに良いというイメージを持つ方も多いのですが、それ以上に、疲れやすい方や、精神的に不安定になりやすい、イライラしやすい、気分に波があるなど心のお悩みを持っている方にもオススメしたい食事法なのです!

子育て中は何かとバタバタして心も体も疲れやすくなる方も多いそうで、また、子供を産んだ後に気分が落ち込んだりやたらと不安定になってしまういわゆる「産後うつ」になってしまったり、そうでなくても子供の面倒を見ることに疲れてついイライラしたり、気分が滅入ってしまったりということも少なくないかと思います。

そんな時にこそ、食事を見直し、タンパク質を意識して摂取することでそんなお悩みを解決できるかもしれないということなのです。

しかし、糖質を控えてタンパク質を摂ることに加えていくつかの栄養素を意識してとることによって糖質オフによるメリットをさらに高めたり、糖質を控えると辛い…という問題を解決できたりするかもしれないのです。
その栄養素の代表的なものが

・ビタミンB群
亜鉛
・鉄
・ビタミンC
マグネシウム

となります。

まずビタミンB群は
糖質の代謝、タンパク質を体が利用するために不可欠、神経に作用して精神面の安定をはかる、痩せやすい体を作る、疲れにくくなれる、ストレスに対抗する臓器の副腎を始め体の様々な臓器や組織の機能を高めるなど様々な面で効果を発揮してくれるスーパービタミンとも言える存在です。
主に豚肉や大豆製品、レバーや落花生などのナッツに豊富に含まれていますね

亜鉛は、糖の代謝を安定させ、血糖値の乱高下を防ぎ精神面の安定に繋がる、タンパク質の代謝に関与し「お肉やタンパク質を食べると胃がもたれる、あまり沢山食べられない」などのお悩みの解決効果が期待できるなど精神面のメリットに加え、糖質制限をよりスムーズにするという面でもぜひ摂取していただきたい栄養素です!
亜鉛は、牡蠣はもちろん、お肉、特に牛肉や高野豆腐、クルミなどのナッツに特に豊富に含まれています。ただ、吸収率があまり良くないので意識して摂取して頂きたいです。ちなみにビタミンCと一緒に摂ることで吸収率が上がりますので摂取する際は一緒に摂ることをオススメしたいですね。

鉄は不足することで非常に様々な不調の原因となります。貧血はもちろん、多くの精神疾患、胃腸の不調、疲れやすさ、朝起きられない、眠れないなどの睡眠のお悩み、頭が働かない、集中力や記憶力が落ちた、糖質をうまく代謝できないなどなど…。
何より、タンパク質がエネルギーに変わるために必要な栄養素ですので鉄が不足した状態で糖質を控えてタンパク質をせっせっと摂ってもなかなか効果は現れにくいかもしれません。
そんな時にはやはりお肉やレバー、魚の赤身の部分、血合いなどを意識して摂取して、鉄を補充してみることをオススメします…。何度かお伝えしている通り、植物性のほうれん草やプルーンより動物性の肉やレバーの方が吸収率は格段に高いですのでできる限りそういった食品を摂取していただければと思います。

ビタミンCもタンパク質がエネルギーに変わるために必要となるビタミンです。ビタミンCは体の中で摂取してからあちこちに運ばれる際に使われる「輸送体」というものが糖質と同じため、糖質を摂取している状態ではなかなかその効果が得られないことも多いとされています。
また、抗酸化作用によって細胞を活性化し、脳の働きを保持したり向上させたり、いくつかの論文では精神疾患にも効果が期待できるとされています。
果物に豊富なイメージですが、赤ピーマンや、キャベツ、ブロッコリーなどにも豊富です。できる限りそちらからの摂取の方が糖質も摂らずに済みますし良いかもしれませんね。

マグネシウムも鉄同様様々な面で不調改善に役立つとされるミネラルです。
精神疾患改善、脳機能向上、精神面の安定、うつの改善、胃腸機能の正常化、髪や肌の維持や再生、免疫力向上、糖質、脂質、タンパク質の代謝など、摂取して損することはまずないかと思われる栄養素です(笑)
強いていえばサプリメントでとり過ぎればお腹がゆるくなることがあることですね。
マグネシウムも血糖値の安定、タンパク質の利用、精神面の安定ということでおすすめさせていただきますが、海藻や大豆製品、にがり、アーモンドなどのナッツ、レバー類に豊富に含まれていますので色々な食品から摂取していただければと思います!

いかがでしたか?

子供の食事には気をつけていても自分の食事は…という方は自分の周りでもかなり多く感じられます。
また、そうでなくても子育てをしていてついカッとして子供を怒ってしまう、夫または奥さんに辛く当たってしまう、育児や家事に追われてぐったりしているという方のお話を聞くと食事への意識があまりないという方が多いです…。

確かに子供の面倒を見ながら自分のことも、となると大変なのは当たり前ですし、子供にばかり意識を向けとしまうのも仕方の無いことかもしれません。

でも、その結果として将来子供を傷つけたり悩ませてしまったり、自分が苦しんでいるのを見て、疲れ果てているのを見ていたら子供も辛いのではないでしょうか…。

わかったことを言うようで本当に申し訳ないですしお節介とは思いますが、この記事を読んで少しでも心当たりがあったり、ちょっとでも食事に意識を向けてみようかと思う方の参考になれば幸いです(汗)

長々と失礼しました。他にこんな栄養素はどうなのか?こんな食べ方だけれど…などコメント頂ければお返事させていただきます!

今回もご閲覧ありがとうございました!

子供の食事だけじゃない!お父さん、お母さんこそ気をつけたい食事のこと。平和な家庭はこんな食事から?というお話

こんにちは、いつもご閲覧ありがとうございます!

前回に引き続き、お父さん、お母さんのための栄養、食事についてのお話です。
子供は育ち盛りだから栄養のあるものを食べさせたい!そんな思いから、栄養バランスや食材などをきちんと考えてご飯を作っている親御さんは多いかと思います。
ただ、自分たちの食事は?と聞かれるとどうでしょう…。

子供のお弁当を作って自分はその残り物を食べる、子供の食事を作ったら疲れてしまって食欲がなくなってしまう、子育てに疲れて子供に食べさせるので精一杯で自分は菓子パンやお菓子ばかり食べてしまう、更に調理は苦手で子供も自分もコンビニのお弁当やインスタント食品を毎日のように買って食べてしまうなどなど苦労していらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
確かにどれを考えてもそう簡単に改善出来るものでは無いですし、仕方ないと言ってしまえば仕方の無いとも言えますよね(苦笑)

ただ、その中でも、少しずつ工夫して食事をしたり、栄養のバランスを整えることで、子供にイライラしなくなったり、食事を作ったり家事をする事が苦痛ではなくなったり、子供のことでぐったりしたり、気分が激しく浮き沈みしたりしてしまうことが減らせるかもしれませんといったどうでしょう。
子供のためだけではなく自分のためにもなるなら、簡単なことからでも始めてみようと思いませんか?
また、反対に子供のためにと色々なことを頑張っている方であれば、無理をして体と心がボロボロになってしまって子供が悲しい思いをする前に、変えられるところから変えてみませんか?

そんなわけで、意識して欲しい栄養と食事方法について挙げていきたいと思います!

①糖質の摂取量に気をつける。
前回もお伝えしましたが、糖質を過剰摂取することではの代謝のために様々な栄養素が消費されてしまいます。
主には
・ビタミンB群
・ビタミンC
亜鉛
・鉄
マグネシウム
などですね。
栄養素紹介の記事でも書きましたが、これらの栄養素は精神安定や糖質意外の全ての栄養素の代謝、細胞の再生、コレステロールの改善、肝臓や腎臓、副腎など体の様々な臓器の機能の維持などに関わるなど体にも心にも必要不可欠な栄養素です。
糖質、ご飯やパン、麺、甘いお菓子、砂糖を沢山使った料理やスイーツなどを取りすぎてしまえばこれらの栄養素は大量に消耗します。
何だか疲れが取れない、体のあちこちに不調が感じられる、気分が不安定になる、子供のちょっとしたことが気にかかる、イライラしてしまう、ちょっとした事で子供を怒ってしまう、落ち込んでしまうなど…。そんなお悩みがある場合は糖質の摂取により栄養素の欠乏が進んでいるかもしれません!
また、そうでなくても、糖質を控えていくことで朝の寝起きがスッキリしたり、疲れにくくなったり、集中力が上がったり、太りにくくなったり、体が引き締まったり、風邪をひきにくくなったり…かなりたくさんのメリットが期待できます!
まずは今の半分、3分の1に減らすだけでも試して見ていただければと思います。

②お肉や魚、卵、チーズ、大豆製品などタンパク質をしっかり食べる
ご飯などの主食を減らした分ということもありますがそれ以前にまず、タンパク質を最初に考えてお肉や魚などを食べて余裕があったらご飯やパン、という考え方が良いかと思います!
余裕があったら、と書きましたがタンパク質をしっかり、というのは自分の体重×最低でも1.2g、出来れば2gほどを目安に摂取する必要があるということです。
タンパク質10gを摂るためには

牛肉 65g
豚肉 83
鶏肉 55g
チーズ 50g
サケ 58g
卵 79g(1.5個)
豆腐 330g

がそれぞれ必要となります。
体重50kgなら60g~100g
卵はなんと15個分、豆腐は3300g、3キロですね(笑)
お肉でも鶏肉550g、牛肉650g
が必要となりますが、いかがでしょう?

それだけの量を食べて、野菜も食べて、となるとほとんどご飯が食べられないという方も多いかもしれませんよね。



でも、それだけタンパク質を摂っていれば、血糖値の乱高下もなくなりますし、脳細胞や神経細胞も修復がスムーズに進み、イライラしたり、気分が滅入ったりといった精神的なお悩みはもちろん、病気になったり怪我をしたりしても回復が早まり、産後に太りやすくなってしまったという方であれば、タンパク質の代謝促進効果や、タンパク質そのものがエネルギーに変わるために必要とするカロリーが他の栄養素よりも多いという特性を利用して体質から痩せやすくなれるかもしれないなど本当にメリットだらけです(笑)

何より、気分が安定すれば子共を怒ったりすることも減るかもしれませんし、産後うつ、夫婦喧嘩などもなくなってくれるかもしれませんね!

ネットでも鶏肉など安く新鮮なものも買えますし、鶏肉などはハムにしたり、チキンステーキにしたり、タンパク質が豊富なだけではなく使い勝手も良いですしやはり優秀な食材だなーと思います…。

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もちろんローストビーフや豚肉のソテー、しゃぶしゃぶ、魚の塩焼きやソテー、マリネ、卵焼き、チーズを入れたオムレツなどもオススメですね。

あと二つほど大切なことがありますがそれに関しては次回ということに…(汗)
ただ、糖質を控えてタンパク質量を増やしていくだけでもかなり心と体が変わるのが感じられるという方もかなり多いようですので、試してみる価値はあるかもしれません…。
また、以前に書いたように子供は糖質をある程度摂取しても代謝できますが、血糖値への影響は避けられませんし、その影響は大人になっても消えません。

そう考えると家族ぐるみで糖質制限!というのも良いかもしれませんよ?

今回もご閲覧ありがとうございました!