食事のチカラ〜心と体に栄養を〜

栄養療法や食事など食で心身の不調を改善するために役に立つかもしれない情報を発信していくブログです。

お肉のイメージが悪い理由。魚ばかり食べないで!正しく選んで食べれば良いことだらけなお肉の話

こんにちは、今日もご閲覧ありがとうございます。

色々な健康番組などを見ていると、肉より魚の方が健康に良いと言われ、肉を食べていると脳卒中心筋梗塞やらのリスクが高まってしまうと言われることも少なくありません。

また、糖質制限をしたり高タンパク食を心がけている方で、肉をしっかり摂るようにしたのに逆に体調が悪くなったり、なかなか痩せられないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そう言われたり、不調になったりすると「もしかするとやっぱり肉は体に悪い?」「高タンパク食は良くない、やっぱり糖質は必要なんだ」と考えるようになるかも知れません。
でも、ちょっと待ってください。
そこで言われているお肉、今まで食べていたお肉は本当に「肉」と言えるものでしょうか。

というのも、そういった方の話を聞いたり、健康情報で扱われる研究で使われる肉を詳しく見てみるとやや問題があることが多いのです。

最近になり肉は健康に良いと言う考えが少しずつ広まると同時にタンパク質が良いということも浸透してきました。

しかし、そうした情報が混ざってしまって、「お肉ならどんなものでも健康に良い!」という考えが広まってしまっているように感じます。
その結果として加工肉も高タンパク、お肉だから良いと考えられるようになってしまいました。

しまいました、と書きましたがもちろん全ての加工肉が悪い訳ではありません。問題となるのはその食品が「どれだけ加工されているか」ということです。

一般的に加工肉と言われるものの代表として考えられるのが
・ハム
・ソーセージ
・ベーコン
・ジャーキー
・ミートボールやつくね、チルドハンバーグ、冷蔵や冷凍のお肉のお惣菜
などが挙げられるかと思います。

そんな商品の多くは普通のお肉売り場で売られている豚肉や鶏肉、牛肉、ひき肉と違って、肉だけではなく他の添加物なども使われていますよね?
よく言われるのが亜硝酸です。亜硝酸塩は体内でアンモニア等の窒素化合物と呼ばれるものと結びつき、発がん性物質を生成すると言われています。
更にアンモニアはどのようにして作られるかといえばタンパク質が分解された際に生じます。つまり亜硝酸が添加されたタンパク豊富な食品、ハムやベーコン、お肉の加工品を食べていればガンのリスクが高まり、健康に良くない可能性があると言うことでそういったことが実際に起こった結果、肉は健康に良くないと言われるようになったり、そうした研究データが出てしまったりするのかもしれませんね。

また、そうした添加物というものは本来人の体にとって異質なものですから言い換えれば毒とも言えるわけです。そうした毒を体に入れれば、肝臓が解毒しようとしたり、腸内環境が乱れたり、ホルモンバランスが乱されたりして、その結果として体調が悪くなってしまうと言われています。

また、ものによっては砂糖が多く使われていたり、砂糖でなくても耐糖能を悪化させると言われる甘味料(サッカリンスクロースアスパルテームアセスルファムKなど)を使った食品は血糖値の問題を引き起こし、心身ともに悪影響を与える可能性もありますので注意です。

いくらお肉が良いからと言ってもこうした加工肉を食べていては逆効果になってしまいますよね。

糖質制限や高タンパク食を心がけている方、肉が好きな方は特に、もちろんそうでない方も加工肉に気をつけていただければと思います。

ただし、先程もお伝えしたように加工肉が全て悪いわけではありません。無塩せきと書かれたものや添加物不使用のものを選んでいただければ、手軽にお肉を取り入れられますし、タンパク質源としてかなり優秀なものですし料理が苦手な方でも手軽に食べられるお肉と言えますし、積極的に取り入れても良いのではないかと思います!…何より食べたくなる時もありますし味としても美味しいですよね(苦笑)

注意点として今回はここまでにさせて頂きます。
需要があるかはわかりませんがそんな加工肉に頼らなくても肉が簡単に取り入れられるレシピやお肉の食べ方などちょこっとだけご紹介できればと思います。

いつもの様にレシピと呼べるものでは無いかもしれませんが(汗)

そんなわけで今回はこれで失礼します。ご閲覧ありがとうございました。