食事のチカラ〜心と体に栄養を〜

栄養療法や食事など食で心身の不調を改善するために役に立つかもしれない情報を発信していくブログです。

辛い時にお肉のススメ。あなたに合うのはどの肉?不調に合わせて選べばさらに良いことだらけなお肉の話①

こんにちは

今回はみんな大好き(?)なお肉のお話です。

当たり前ですがお肉と言っても牛、豚、鳥、羊、鴨、鹿、場合によってはイノシシや馬、あひるやうさぎ、うずらなど色々な種類がありますよね。

焼いても煮ても、炒めても、揚げても、どんな料理も美味しいですよね!
そんなお肉ですが、健康面でのメリットとしては筋肉をつけたり、体力をつけたり、疲労を回復させたり、ダイエットしたりと色々なことが挙げられますよね。

しかし、そんなお肉ですがただ何となく食べているという方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません…。

というわけで今回はそんな方のために、また、こういう時にはどんなお肉を食べればよいの?ということでお悩みの方(いらっしゃるかはか分かりませんが 汗)のために一般的なお肉の種類とどんな人にオススメしたいかなどについて個人的な考えを含めて記事にしていこうと思います!

基本のお肉というのはここでは
・鶏
・豚
・牛
・羊
・その他(特に注目したい効果があるもの)
とさせていただきます。その他については後々考えながら書いていく予定です(笑)

それでは行ってみましょう!

①鶏肉
サラダチキンやささみなどでダイエットに効果的というイメージが強いかと思います。
そんな鶏肉は
・ダイエット
・胃腸が弱い方(消化が他の肉に比べて良い)
・睡眠にお困りの方(イミダゾールジペプチドという成分が疲労を回復すると同時に快眠効果が期待できる)
・筋肉をつけたいかた(タンパク質量が他の肉より多い)
精神疾患にお困りの方(特に胸肉にはナイアシンが多く含まれ、精神疾患の改善に効果が期待できる)
・美肌や皮膚のトラブルにお困りの方(手羽先や手羽元などにはコラーゲンが豊富でまた、アミノ酸プロリンなどは肌の組織に深く関わっています。)
などの方にオススメしたいお肉かと思います!


②豚肉
豚肉といえば疲労回復というイメージでしょうか。
ビタミンB群が他の食品と比べて非常に豊富に含まれており、また、様々な種類のビタミンB群が含まれているという点からも吸収率もよく、効果も出やすいということもあり素晴らしいお肉、食品だなーと個人的に思っています(笑)
そんな豚肉は
・ストレスが多い方(ストレスにより消耗するビタミンB軍が豊富)
・お酒をよく飲んだりタバコを吸う方(アルコールの代謝や肝機能の強化などにもビタミンBは効果が期待できる)
・血糖値でお悩みの方、血糖調整異常(糖尿病、高血糖低血糖など)のある方(ビタミンB群の糖質代謝、血糖値に関わるホルモンを出す副腎や膵臓の強化、ホルモンの材料などの役割)
精神疾患、心の不調でお悩みの方(ビタミンB群が神経伝達物質の材料となる、低血糖による気分や精神の不安定さの改善にも効果が期待できる)
冷え性や肩こりなど(赤みの部分に含まれる鉄による血流改善)
・疲れやすい、虚弱体質(栄養素をエネルギーに変えるビタミンB群の働き)
などの方にオススメしたいです!

③牛肉
みんな大好きなステーキ、焼肉と言えばこの牛肉ですね!
牛肉を食べるとスタミナがつく、元気が出るということはよく聞きますよね。でも、なんだか太りそうというイメージがある方もいらっしゃるかもしれません。実際にはどうなのか、牛肉についてですが
・ストレスが多い方(ストレスを和らげてくれるセロトニンという物質が含まれています)
・ダイエット中の方、代謝を良くしたい方(脂肪を燃焼しエネルギーを作り出したり、代謝を上げたり、ダイエットに役立つカルニチンという栄養素が豊富)
・血行促進、冷え性、肩こり、アンチエイジング効果(血流を良くしたり、脂質の酸化を抑制するビタミンEの効果)
・貧血が気になる方(鉄、ビタミンB12など造血に関わる栄養素が豊富)
・滋養強壮、筋力、体力アップしたい方(アミノ酸のバランスがよく、タンパク質も豊富)
というお悩みがある方、こういった効能を得たい方にオススメしたいお肉です!
実はイメージと違って、ダイエットにも効果的なのですね!

長くなってきましたのでいつもの様に、記事を分けさせていただきます(汗)
今回は鶏肉、豚肉、牛肉についてご紹介させて頂きました!
お肉と言うと、太りそう、体に悪そうというイメージを抱く方もいらっしゃるかと思いますし、また病院の先生や研究者の方の中にはお肉は体に良くない!病気になる、寿命が短くなるなどという意見を持っている方もいらっしゃるのが現実です。
しかし、いつもお話しているようにどんな食べ物にもメリットデメリットはありますし、その食べ物によって不調になる人もいればもちろん健康になる方もいらっしゃいます。なので、今回の記事を読んでお肉も健康に良くないと考えず、体に良いもの、というイメージに切り替えるきっかけになれば幸いです。

何よりお肉はタンパク質源として素晴らしいだけではなく、ビタミンB群や鉄、亜鉛などのミネラル、その他にも多くの体に必要な栄養が含まれています。

また、消化に悪いのでは…とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ほかのタンパク質同様にお肉も食べなければ消化酵素は作られず(消化酵素の材料もタンパク質、アミノ酸です!)余計に食べられなくなってしまいます(汗)
また、このような記事もあり、必ずしも植物性のタンパク質が優れているとは限らないかもしれません…(https://ryoko-club.com/food/beef-nutrition.html

自分も魚ばかりオススメしてしまっていますが、お肉ももちろん取り入れていますよ!
鶏ハムや、豚肉のソテー、蒸ししゃぶ、水炊き、豚バラ白菜鍋、ステーキ、ローストビーフ…美味しいですよねぇ(笑)

ただ、自分が以前失敗してしまった事なのですが、鶏肉は鉄分があまり含まれていませんので、鶏肉ばかり食べても貧血や鉄の補給は出来ません!
また、いくらビタミンB群が豊富と言っても豚肉や牛肉ばかり食べていると、それまであまりタンパク質を取って来なかった方は便秘などの胃腸の不調になってしまったり、エネルギーが作り出せず帰って疲れやすくなったり、脂質の代謝が苦手な方は消化の負担になってしまうこともあるかもしれません。
取り入れる時は自分の体調を見ながら、どんな食べ物にも言えることかもしれませんが意識していただきたいです(苦笑)

それでは今回はこれで失礼します。ご閲覧ありがとうございました!ブログランキング・にほんブログ村へ
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