食事のチカラ〜心と体に栄養を〜

栄養療法や食事など食で心身の不調を改善するために役に立つかもしれない情報を発信していくブログです。

ホルモンバランス、血糖値、疲労…冬の不調は副腎が原因かも?この時期だからこそ注意が必要な副腎のお話

こんにちは、今日もご閲覧ありがとうございます。

最近急に冷え込みが強くなり本格的に冬という感じですね。

そんな寒さの中ふと思ったことがあります。
というのも、冬は他の時期に比べて副腎に負担がかかりやすいのかもしれないということです。

副腎といえばストレスに抵抗したり、血糖値を調整したり、交感神経や副交感神経のバランスを取ったり、精神や脳機能の安定に不可欠な多くのホルモンを作る臓器ですね。

この副腎が弱ることによって副腎疲労という状態になり、様々な不調が起こってしまうというということになります。

何故この副腎が冬に弱りやすいかと言うと

・冬は寒さにより体が身体的にも精神的にもストレスに晒されやすく、抗ストレスホルモンの分泌が増える

・クリスマスのケーキやお正月のおもち、お雑煮など糖質の多いものを摂取する機会が増えると同時にそれらを代謝するために運動や体を動かす機会も少なくなり血糖値に関するホルモンも過剰に分泌されやすい(人によるかもしれませんが 笑)

・気圧の変化、温度の変化などで上にも書いたようなストレスと同時に他の臓器も負担がかかり、それに抵抗するために副腎に負担がかかる

・風邪をひいたり、感染症にかかることが多く、それを防ぐためにビタミンCやタンパク質など多くの栄養素が消費される。そうした栄養素が不足することで副腎の回復が妨げられる恐れがある。

など…あくまで個人的に考えたことですが、実際に当てはまる方ももしかするといらっしゃるのではないでしょうか?

冬になるとなぜか精神疾患が酷くなったり、疲れやすくなる、いつもの不調が酷くなる、ほかの季節はなんでもないはずなのに冬だけ現れる症状があるという方はこの副腎に負担がかかりすぎていたり、既に副腎疲労になってしまっているかもしれません…。

副腎を養うのに大切な栄養素といえば

・ビタミンB群(特にパントテン酸
・ビタミンC
亜鉛
マグネシウム
・鉄
・タンパク質、アミノ酸
が主なところですね。
こうしてあげたのは1部で他にも多くの栄養が必要になります!

そう考えると副腎に負担をかけないことがどれだけ大切か、そして副腎がきちんと機能していることが自分たちにとってどれだけ有難いことか改めて実感させられます…。
今回はそんな大切な副腎を冬にこそ気をつけてケアしてあげましょうというお話でした。
今回はこれで失礼します。
ご閲覧ありがとうございました!